栃木県産のいちご「とちおとめ」を育てる農家さんをご訪問!いちご作りにかける想いをお伺いしました!

当店の定番メニューである人気パフェ「いちごと木苺のパフェ」や、「いちごと木苺のシェイク」などで使わせていただいている、栃木県産のいちご「とちおとめ」。

甘みと酸味のバランスが絶妙で、さまざまなスイーツで愛用されている「とちおとめ」ですが、実は生産農家さんは年々減っており、スーパーなどで見かける機会はかなり少なくなっているのです。

実際、ここ京都では見かけることがほとんどなくなっています。

ですが当店では、安定した生産を手掛けておられる契約農家さんのおかげで、皆さまにも採れたての新鮮な「とちおとめ」をご提供することができているのです!

そこで今回は、わたくし店長の品川が栃木県まで足を運び、農家さんのところへ日頃のお礼と、いちご作りに関するお話をお伺いしてきました!

ご訪問当日は時間が早かったため、この日は夜行バスで一度東京へ行き、そこから電車で宇都宮まで移動することに。

最近は利用する機会が減ってしまいましたが、実は夜行バスの移動は結構好きだったりします!

学生の頃に関東の方へ行くときには、よく夜行バスを利用していました。その頃のことを思い出すので「旅してるな~!」という感覚になるのです!

(学生時代とは違い、かなり疲労感はありましたが笑。)

8時間の移動を経て、東京へ到着!着いた時間はまだ朝の5時頃です。

うっすらと夜が明けていく静かな時間帯で、コンビニでコーヒーを買って飲みながら30分ほど待っていると、始発の電車が動き出しました。

人生で初めての宇都宮へと向かいます!

1時間半の電車を乗り継ぎ、宇都宮駅に到着しました!改札を出て辺りを歩いてみると、周りには「宇都宮餃子」の看板がたくさん!

すぐにでも食べたい!という気持ちを押さえて…笑、早速農家さんのところへ向かいます。

40分くらいの車移動を経て、ようやく農家さんのところへ到着!

ご挨拶を終え、畑のある場所まで案内していただくと、ビニールハウスがズラリと並んでいるところへやってきました!写真におさまらないほどの数です。

というのも、こちらの農家さんでは「とちおとめ」だけでなく、「とちあいか」や「スカイベリー」という、関西ではなかなか見かけることがない品種も作っておられるのです。

甘みと酸味のバランスが特徴の「とちおとめ」に比べ、際立つ甘みが特徴的な「とちあいか」、ジューシーでボリュームのある大粒の「スカイベリー」など、たくさんの品種を、ひとつひとつ丁寧に育てておられます。

「ケーキやお菓子の種類によって求められる味や特徴が違うから、お客さまの求める品種をベストな状態で届けるために、頑張って育てているんだよ。ものすごく大変だけどね笑。」と仰っていました。

これだけの数のいちごを、それぞれの品種に合わせて育てるのはとても大変だと思いますが、CLASSLOBEのお客さまが「美味しい!」と喜んで下さる理由は、このような農家さんの強い想いがあってこそなのだと感じました。

そしてハウスの中へ入ると一気に気温が上がり、まるで春のような暖かさ!

完全に色づいているいちごから、まだまだ青いいちごまで、ズラリと実がなっています。そして一方で、白くキレイに咲くお花にもビックリ!

普段生活しているなかで、いちごのお花を見る機会はほとんどありませんが、小さな花びらを付け、実の横でそっと咲いている様子が、とても可愛らしく感じました。

ビニールハウスで育てる理由は、日の当たり具合や気温や湿度、水分量などを適切にコントロールすることができるからだそうです。

美味しいいちごを安定して作るためには、徹底した環境管理が大切とのこと。

そのため、就農するには初期投資や知識の習得が必須なのですが、若い方でも農業に携わり、そして農産業そのものを活性化させたいという思いから、就農支援なども行っておられるそうなのです!

自分自身で作るだけでなく、作れる人も増やすことで、より多くの方に美味しいいちごを届けたいという、農家さんの強い想いを感じました!

この日はちょうど良い感じにいちごが成長している日だったため、ハウスの中でもいちごをいただきました!

「採ってすぐに食べるいちごが一番美味しいよ!」と言って渡してくださったのですが、噛んだ瞬間、甘みと酸味が口の隅々までにジュワ~っと広がり、思わず笑みがこぼれました…!

ここで収穫したあと、すぐに京都まで送ってくださっているので、この味が京都でも食べられる機会はとても貴重で、本当にありがたいことだなぁと感じました。

収穫したあとは、すぐにひとつひとつパックに詰めたり、専用のシートに1粒ずつ置いていったりと、品質管理も徹底されています。

種を植え、毎日丁寧に手入れしながら育てたいちごは、わが子のように愛しく感じられるそうです。

作るところから送るところまで、本当に丁寧に手掛けておられる様子を見させていただき、もっとたくさんの方にこのいちごを届けたいなと、強く思いました。

そして、取材を終えて駅へ戻ろうとすると「これ持って行きなよ!お店のみんなで食べな!」と、たくさんのいちごをプレゼントしてくださいました…!

「とちおとめ」だけでなく「とちあいか」、そして「スカイベリー」など、関西ではなかなか見ることのできない品種まで盛りだくさん!

それぞれ個性豊かな味わいで、「あれと組み合わせたら、もっと魅力的なパフェになりそう…!」など、新しいパフェのアイデアがどんどんと湧いてきました!

これから出てくる新しいパフェでも、登場する機会がありそうです!

そして駅に戻った頃には、すでにお昼ご飯の時間。

ここまで来たら必ず食べるぞ!と意を決していた「宇都宮餃子」をいただきました!

濃い味をイメージしていたのですが、思いのほかあっさり目な味付けで、とにかく食べやすい!

関西で食べる餃子とはまた一味違う新鮮な味わいで、ペロリと完食してしまいました!満足満足!

今回、当店で毎日お世話になっているいちご農家さんのところへお伺いし、改めていちごの魅力に触れることができ、そして、もっと多くの方々に味わっていただきたい!と強く感じました!

もっとたくさんの方が喜び、そして感動してくださる素晴らしいパフェをお届けできるよう、今まで以上にパフェ作りに励もうと思います。

今後も続々と、美味しいいちごを使ったパフェを皆さまにお届けしていきますので、次の新作パフェも楽しみにしておいてくださいね!